[日]柳澤大輔:如何想出好創意(圖靈訪談)

樂馨發表於2012-04-09

圖靈訪談之二十一:專訪柳澤大輔

柳澤 大輔(やなさわ・だいすけ)   1974年香港生まれ。慶応義塾大學環境情報學部を卒業後、ソニー・ミュージックエンタテインメントに入社。1998年に合資會社カヤックを學生時代の友人と3人で設立し、24歳で代表取締役に就任。2005年に株式會社に組織変更。売上、組織規模ともに年々成長を続けている。著書に『空飛ぶ思考法』、『アイデアは考えるな。』、『ウェブで一発當てる方法—スマッシュコンテンツ成功の法則』、『この「社則」、効果あり。』など。

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チューリング:ご著書「アイデアは考えるな」には面白い考えがいっぱいあります。初めて読んだときすごく共感を覚えておりました。例えば、「別にたいしたことじゃないと、人類の歴史に立つぐらいに俯瞰して構えましょう」「楽しそうに仕事をする人は、ただ言われた通りにやるだけの人よりも、主體的に取り組みます」など。當時、なぜこういう本を書きたくなったのでしょうか。つまり、この本を書くきっかけは何ですか。

柳澤大輔:僕は大學時代の同級生とカヤックという會社を立ち上げました。會社を創業して今年で15年になりますが、意見が対立することも多々ありました、その時にお互い言いたいことをいいあって、意見がわれたときに、どちらかを選ぶのではなく、そこから再度考えて雙方が納得する新しいアイデアを出そうという方針をとってきました。そういった経験をとおして、何かを批判するよりも、アイデアをだしあう方がほんとにいいことばかりで元気になることがわかったので、それを広く伝えたいと思いました。

チューリング:「アイデアを出すことは簡単で、面白いアイデアを出すために、たくさんのアイデア出すしかない」とおっしゃいましたね。それに「仕事を楽しむこともそんなに難しくない」。しかし、現実世界でのことは少し違っていますね。例えば、仕事を嫌がっている人もいれば、最初は楽しくやっていたが、時間がたつとつまらなく思うようになってしまう人もいます。これに対しては、どうお考えになりますでしょうか。  

柳澤大輔:僕自身は仕事が楽しいと思っていますが、仕事が楽しくない人も當然いると思います。であれば「仕事をしないで生きるためにはどうしたらいいのか?」そう考えればよいのであって、そんな生き方も、アイデアの1つです。このように「どうしなければならない」と初めから選択肢をせまく考えるのではなく、幅広くアイデアをたくさん出すことが元気になる祕訣だと考えています。

チューリング:「方法があれば、誰でもたくさんのアイデアを出せる(面白いかどうか別として)」」と主張していらっしゃいますね。その中、いくつの方法がありまして、例えば、結果逆演算法、マンダラチャート、アイデアの公式、あと御社が作成したLonely Ideaですね。わたくし自身の観察から言えば、アイデアを出すということはなんだか性格にも関わるようです。明るい人でしたら、ブレストをするとき積極的にアイデアを出す傾向があるとか。この點についてどう思いますでしょうか。

柳澤大輔:確かに、脳の一部を損傷すると、明るい性格だった人が暗い性格になることもあるみたいですので、アイデアを出せるということも本來もつ特性の1つかもしれません。ですが、「アイデアが出せるかどうかは性格によります」と言ってしまっては話がはじまりませんので、僕は誰でもアイデアはたくさん出せると信じようと思います。

チューリング:御社は「元気玉」という面白いサービスを運営していらっしゃいますね。名前を考えるとか、ビジネスのアドバイスをするとか。1つ當たり100円ですね。當時、なぜこういうサービスを始めましたでしょうか。そのきっかけは何ですか。  

柳澤大輔:アイデアがいっぱいあるということがどれだけ元気になるかを世の中に伝えたかったからです。かつ、自分達のトレーニングのために行いました。本気のビジネスではなく、トレーニングだと考えています。1アイデア100円ではとても収支はあいません・・・

チューリング:すべての依頼に対してよいアイデアを出せますか。合格できなければ、顧客が文句を言うことになりますかな。どうすればよろしいでしょうか。  

柳澤大輔:全力で、アイデアをだしていますが、よいアイデアがほんとにあるかどうかはわかりません。ただ、1回の依頼で最低11個のアイデアを出しますので、できるだけ顧客の視點が広がるよういろんな角度からアイデアを出したいと思っています。

チューリング:ブレストをする前、いろいろ資料を調べなければならないですよね。もし24時間で提出しなければならないケースでしたら、そういう資料を調べる時間がないではないでしょうか。 

柳澤大輔:ブレストという會議で出すアイデアは、アイデアの種、つまりある企畫の最初とっかかりとなるものです。つまり、出たアイデアを、実際に実現するにあたっては、すでに同様のアイデアがないか?ニーズはあるか?など、より詳しく調べていかなければなりません。ですが、それはあくまで、次のステップです。なので、ブレスト時に詳しく資料を調べる必要はありません。ただ、ブレスト時にPCを持ち込み、ぽんぽん出てくるアイデアをその場で、検索エンジンをつかって調べて、參考情報を出したり、といったことはブレストの間にリアルタイムで行います。

チューリング:今のところ、「元気玉」の擔當者は11名ですよね。毎日アイデアを出すということは、疲れるでしょうか。アイデアを考えるのは體力的にはきついと思いますが… 

柳澤大輔:上記で説明したように、本気でビジネスをしているわけではなく自分達の修行であり、トレーニングだと考えています。ですから、きつくて當然です。1つの依頼に100個以上のアイデアを募集されるとほんとに大変で泣きそうになります。ただ、それを日々続けることで、アイデア力があがっていくと考えています。

チューリング:このようなクリエイティブな産業は非常に將來性があると思います。このサービスについて、未來何か計畫がありますでしょうか、売り上げを上げるように。   

柳澤大輔:今は依頼があって、我々が答えているサービスですが、將來的には、回答者も一般のユーザが參加できるようにして、世界がアイデアにあふれるとよいなと考えています。

チューリング:毎年御社は中國の卒業生に対して募集していらっしゃるようです。今月の25日も5カ國語対応のオンライン會社説明會を行いますね。海外オフィス制度もあるようです。それはすばらしいと思います。めずらしいですね。それについてどう考えていらっしゃいますでしょうか。これから中國のマーケットに進出するつもりはありませんか。 

柳澤大輔:カヤックではここ最近、日本意外の國から積極的に中途、新卒問わず採用をしております。その意図は、企業としてよりグローバルな展開をしていくためです。   企業は、國というイデオロギーを超えて、グローバルな存在になれる集団です。面白法人という概念をより世界に発信することで日本という狹い視點ではなく、世界という広い視點で社會に貢獻したいと考えています。   そして、中でも、中國の教育機関で學んだ卒業生はカヤックにも多く、新卒の學生を毎年採用しています。卒業生達は、中國マーケットに進出したいという思いも強いので、一緒にそれをかなえていきたいと思っています。

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